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カウンセリングルーム

キャリアカウンセラーに相談しよう

大学や専門学校のカウンセラー

自己分析の大切さは冒頭で書きましたが、なかなか自己分析が進まないというときは
キャリアカウンセラーの手助けを借りるのも一つです。

キャリアカウンセラーはカウンセリングという技法を通じて、
今自分が本当に求めているものは何かということの答えを導きだしてくれます。

キャリアカウンセラーは大学、専門学校内、ハローワーク、個人、転職の場合は
転職支援会社で見つけることができます。

大学、専門学校内は無料でしているのがほとんどですが、
ハローワークでは無料の場合と有料の場合があります。

個人で行っているところは有料で数千円かかることがほとんどです。
私のおすすめは大学、専門学校内もしくは転職支援会社のカウンセラーです。

というのもカウンセリングというのは特殊な技術ですが、
できれば受ける人の立場や状況を理解している人のほうが、
やりやすいというところがあります。

ハローワークや個人だと、色々な人を相手にカウンセリングしていますが、
学内や転職支援会社のカウンセラーというのは、その業界においては経験も豊富であり、
ノウハウが蓄積されているので、的確なキャリアカウンセリングを行いやすいのです。

もちろん、ハローワークでも優秀なカウンセラーの方はたくさんいらっしゃいます。
カウンセリングには相性もありますので、
一度自分の周りでキャリアカウンセリングをしてもらえるところを探してみて下さい。

自分のやりたいことに何%向き合えるか

学内が一番てっとり早いと思いますが、このようなカウンセリングサービスを
していない学校もあります。

転職者のみを対象としているのがちょっと使い勝手が悪いところではありますが、
転職支援会社のカウンセラーはその会社に登録すると、
サービスとして無料でカウンセリングを行ってもらえることが多いです。

ただ、カウンセリングを受けるのにもいくつか注意点があります。
カウンセリングという技法はあくまで「援助」です。

私たちが迷っていることや悩んでいることを整理する手助けをしたり、
深層心理を表面化してくれる手助けをしてくれるのです。

ですから、
「このカウンセラーに相談しても何も解決しなかった」
というケースもあります。

それは、カウンセラーの技量不足というところもありますが、
自分自身が本気になって
自分のやりたいことに向かっているかどうか確認してみてください。

カウンセリングはあくまで「援助」ということを忘れずに、
自分自身が本当は何が得意で何をしたいと思っているのか、
その先にある「どんな人生を送りたいか」ということを明らかにして、
充実した人生を送るきっかけにしてほしいなと思います。

私自身、キャリアカウンセリングで人生が変わった一人です。
(私の場合は転職ですが。)

このカウンセリングを学生時代にしていたらよかったと今更ながらに後悔しています。
ですから、できたら大学入学直後に就職のことを考えてキャリアカウンセリングを
受けるのもいいと思います。

また、学生時代は多感な時期ですし、時々その考え方を確かめたり、
変更する上でも、たびたびのカウンセリングは非常に有効ですよ。